漢方薬とは伝統的な中国医学の一種である
漢方医学の理論に基づいて処方される薬のこと
汉方薬は主に多種の天然生薬(植物、動物、鉱物からのもの)で構成されていますが、基本的には植物生薬が中心です。
現代の伝統的な意味での汉方薬は、古典書籍の記録に基づき、異なる種類や量の生薬を組み合わせてその薬効を高め、合わせて目的の疾患の治療や軽減の効果を達成します。
その組み合わせの方法は、中国古代の医学哲学、すなわち「君、臣、佐、使」という理念に基づいています。
君は主要な薬として、特定の疾患、例えば痛風の治療に有効です。
臣は次に重要な薬として、疾患から生じる関連する症状、例えば痛風の発作時の赤く腫れた部分を治療します。
佐は補助的な薬として、君や臣の薬の吸収を促進し、酵素の活動を妨げて薬効を最大化します。
使は導入薬として、薬物成分を正確に症状に導き、ターゲット治療を行います。
織田製薬はこの哲学を基盤にして、P.P.N技術体系を用いて以下のように改良しています:
主要な薬(君)を精製し、関係ない不純物を取り除き、純度を高めます。
次に重要な薬(臣)を分離し、疾患や症状を特定して専門的に治療します。
補助的な薬(佐)を解析し、その作用メカニズムを研究し、その機能を主成分に直接複製して、主要な薬が自然に補助的な薬の特性を持つようにします。
導入薬(使)を進化させ、その指向性を現代医学で解析し、人体の特性に基づいてそのターゲティング性を主成分に直接書き込むことで、主要な薬が直接的に効果を発揮するのを助けます。
※詳しくは消費者庁HPを参照ください。
高品質な医薬品製造の取り組み
医薬品GMPに準じた一貫した品質管理と高度な生産技術で、理想的な漢方エキス製剤を追求し続けています。
原料→抽出→噴霧乾燥→乾式造粒→分包→製品に至る各工程で、有効成分の分析など工程検査を行い品質の高い製品つくりに努めています。
ひとりひとりの作業員が現状に満足せず常に改善を心がけています。
生産体制
安全衛⽣委員会の巡視など改善活動を通して、衛⽣管理体制の強化を図っています。
弊社工場の1日の作業は作業者の衛生チェックから始まります。お客様の健康に寄与する製品つくりには作業者の健康が不可欠です。更衣や手洗いはもちろんエアシャワーや粘着ローラーなどで作業環境のクリーン度をベストの状態で維持しています。
安全衛生委員会の巡視など改善活動を通して衛生管理体制の強化をはかっています。